平成21年度の全授業が終了しました。ご協力いただきました企業などの皆さん、学校、大館市教育委員会、秋田県教育庁の皆様に感謝申し上げます。
これから年度末に向けて報告書の準備を進めます。
平成21年度の全授業が終了しました。ご協力いただきました企業などの皆さん、学校、大館市教育委員会、秋田県教育庁の皆様に感謝申し上げます。
これから年度末に向けて報告書の準備を進めます。
2月26日(金)今年度、最後の授業となりました。2クラスです。
講師企業:戸田精工株式会社
学校名:大館市立上川沿小学校 5年 2クラス
単元名:電流がうみだす力
授業名:電磁石とステッピングモーター
ラストの授業は2クラス続けての授業で、とても元気のよい学校でした。
子供たちは、見た事のない実験機械に見入ってました。
ステッピングモーターがどんなモーターなのか機械の実演から知り、身近にある自動販売機などの機械の中にステッピングモーターが使われていることの説明に、児童は驚いたようです。
講師実験の後、実際に児童たちにステッピングモーターを使った機械の操作をしてもらいました。操作を体験したい児童の活気に、講師の先生も大変喜んでいました。
児童たちは今回の授業で、いろいろな電磁石についてまなびました。
1.電磁石とは:コイル+鉄芯+電流
2.ステッピングモーターの特徴:磁石と電磁石のはたらきで回転角度を決められるモーター
★オシロスコープを使って実際にステッピングモーターの電流の流れを目で確認し説明を受けました。
最後の授業にふさわしいくらいとても元気いっぱいの授業で締めくくりました。
2月24日(水)北秋容器(株)による授業が行われました。
講師企業:北秋容器株式会社
学校名:大館市立東館小学校 6年
単元名:人とかんきょう
北秋容器(株)の授業は2度目となりました。
授業の始めに児童たちに木質ペレットを配り、何でできているか質問しました。
児童たちは、においを嗅いだり、触ったりして確かめていました。おがくずや、木、などの回答があがりました。
講師の説明より、間伐材(木を間引いていらなくなった木材)で作られていると教えてもらいました。
<実際に木質ペレットを作ってみよう>
順番に自分で木質ペレットを作成します。
今回、児童たちはとても上手に作っていました。実は、前回の授業で中々圧縮できず苦戦していたので講師の方が杉ではなく松材料に替えてくれたからでした。

木の材質で、杉より松のほうが固まりやすいそうです。実際は機械で圧縮しているので、問題はないそうですが、実験では手作業によるので大変のようでした。
今回も秋田職業能力開発短期大学校の先生が制作してくれた道具が大活躍でした。

ここの大館市立東館小学校では、実際に木質ペレットのストーブが設置されているため、児童たちはとても身近に感じ授業ができていました。人とかんきょうの繋がりを実感しました。
2月23日(火)(株)エコリサイクルの2回目の授業となります。
講師企業:株式会社エコリサイクル
学校名:大館市立早口小学校 6年
単元名:人とかんきょう
ゲーム機の分解からスタートする授業は児童たちもとても真剣に取り組みます。
最初に本体の重量を量ってから分解にはいりますが、同じゲーム機でも製造年によって内部の部品や重さが若干変わっていることを講師より説明を受けます。
| 材料名 | 1班 | 2班 | 3班 | 4班 | 5班 |
|---|---|---|---|---|---|
| ゲーム機(分解前) | 1263g | 1234g | 1255g | 1251g | 1257g |
| プラスチック | 541g | 544g | 601g | 583g | 593g |
| 金属 | 358g | 316g | 368g | 373g | 374g |
| 基板(きばん) | 226g | 213g | 209g | 221g | 228g |
| 電線・コード | 15g | 8g | 19g | 6g | 8g |
| ビス | 30本17g | 31本18g | 33本21g | 34本18g | 33本18g |
| その他の部品 | 106g | 159g | 50g | 49g | 36g |
各班によって、より細かく金属やプラスチックを分解し上手に分別しました。
分別された各部品はどのようなものにリサイクルされているか推論し発表しました。
予想以上の発表があり、一つ一つ講師より回答の説明を受けて理解しました。
プラスチックの部品をよく見ると裏側に「PET」や「ABS樹脂」などと書かれていることを聞き、同じプラスチックでも違いがあることを学習しました。
<PET>:比較的柔らかい樹脂で、ペットボトルや制服などに再利用
<ABS樹脂>:固い樹脂で、ベンチやプランターなどに再利用
金属のリサイクルについては、鉄や銅、金、亜鉛などといった種類に分別してからさまざまなものにリサイクルされることを知りました。たとえビスであっても一度溶かしてからリサイクルとのこと。ビスは、そのまままたビスとして使われるのでは?という声も多く、驚きがいっぱいの授業となりました。
2月22日(月)戸田精工(株)による授業が行われました。
講師企業:戸田精工株式会社
学校名:大館市立西館小学校 5年
単元名:電流がうみだす力
プロジェクトでは初めて授業をしていただく企業でしたが、用意していただいた機材はすべてオリジナル制作された物で、どれも目を見張るものばかりでした。特に、男の子はロボットのような機械に釘付けでした。
まず最初に、電磁石の性質を復習しました。
★電池+コイル+鉄心:電流を流すと磁石になる
電流を逆にすると磁石の極も反対になることを先生と一緒に確認しました。
直流モーターの内部を観察し、モーターはコイル(電磁石)と磁石のはたらきで回転する事を知ります。
<2.ステッピングモーターの特徴>
では、ステッピングモーターとはどういうモーターでしょう。実際に、ステッピングモーターを使った実演機でその特徴を捉えます。一つは番号のついた回転板を任意の番号に回転して止める機械。もう一つはモーターの回転を線運動にしてA点からB点に部品を運ぶ機械。児童が興味津々に機械を操作します。正確な角度回転できるのがステッピングモーターの特徴です。
<3.ステッピングモーターのしくみ>
つぎにステッピングモーターの回転のしくみを模型で確認します。児童が4つのボタンを押す度にローターが小刻みに回転するさまを見て学校の先生も「なるほどー!」の表情でした。ステッピングモーターの原理がとても分り易く表現できた模型でした。
ステッピングモーターは、プリンターやクレーンゲーム、時計の秒針、メーターなどに使われているそうです。ステッピングモーターという馴染みのない題材でしたが電磁石の性質がよく分かる授業でした。